トップアスリートに変身!ゴールデンエイジ後の姿勢トレーニング法

遊ぶ子供 下半身インナーマッスル

多くの親御さんが、運動能力の発達において「ゴールデンエイジ」(一般的に6〜12歳)が大切だと考えています。
もちろん、神経系の発達が著しいこの時期に運動を始めることは有利です。
しかし、近年の研究によれば 「ゴールデンエイジを逃しても十分に間に合う!」 という驚くべき結果が出ています。
直近の運動経験 が姿勢制御能力に強く影響することが示されたのです。

この記事では、その研究結果を紹介し、具体的なトレーニング方法として バランスボードを使った姿勢制御トレーニング の効果について詳しく解説します。

バランスボードで姿勢制御を測定する方法

研究では、62名の大学1年生を対象に姿勢制御能力を評価し、トレーニング効果を検証しました。
トレーニング内容は、 バランスボードを使ったシンプルな立位維持トレーニング です。
バランスボードは、家庭でも手軽に使えるため、忙しい親御さんにも最適です。

バランスボードで姿勢を鍛える理由とは?

バランスボード は、リハビリやスポーツの現場でも多く使用されており、 動的な姿勢制御 を必要とするため、筋力や神経系の反応を効果的に鍛えることができます。
この研究でもバランスボードを用いて、 姿勢制御能力とそのトレーニング効果 を検証しました。

バランスボードを使ったトレーニング方法

立位維持時間の測定方法と結果の解説

直径60mmの円筒の上に板を置き、被験者は素足で板の上に立って、立位を維持できる時間を計測しました。
これにより、姿勢制御能力を評価しました。


週1回10分!簡単バランストレーニング法

バランスボードを使ったトレーニングは、週1回10分間、特に指示をせずに、できるだけ長く立位を維持するよう試みました。
短時間でも継続して実施することで、姿勢制御能力が向上 したことが確認されました。

姿勢トレーニング成功のためのコツとは?

トレーニング中、被験者には立位維持時間を延ばすための「コツ」や感じたことを記録させ、これが姿勢制御能力向上の一助となりました。
親子で取り組む場合も、「どうしたらうまく立てるか?」を一緒に考えることで、楽しみながら効果を実感できます。

姿勢制御の研究結果とその考察

5回のトレーニングを通じて、被験者全員の立位維持時間が有意に向上しました。
特に、 高校生期の運動経験 が姿勢制御能力やトレーニング効果に強く関連していることがわかりました。
これは、筋力や神経系が高校生期の運動でさらに発達し、姿勢制御にも大きく貢献しているためです。

姿勢トレーニングで運動能力向上のまとめ

この研究は、 ゴールデンエイジを逃しても大丈夫 だということを力強く示唆しています。
直近の運動経験が、姿勢制御能力の向上に大きな役割を果たすため、今からでも遅くはありません。
バランスボード を使って、親子で楽しみながら姿勢制御トレーニングを始めてみませんか?

自宅でできる!簡単バランスボード活用法

家庭で簡単に取り入れられるバランスボードは、 短時間でも確かな効果 が期待できます。
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【参考文献】

久保潤二郎,藤井洋武,藤原昌太,高木由起子,村松香織:バランスボード上での姿勢制御能力とそのトレーニング効果に及ぼす過去の運動経験の影響,東海大学紀要 情報通信学部,6(2),58-61,2013


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