姿勢が悪いと危険!?骨盤底筋の役割と簡単なケア方法

骨盤 下半身インナーマッスル

みなさん、「骨盤底筋」という筋肉をご存じですか?
骨盤底筋は、骨盤の底にハンモックのように広がり、膀胱や腸などの内臓を支える重要な役割を担っています。
しかし、姿勢が悪いとこの筋肉に過剰な負担がかかり、体にさまざまなトラブルを引き起こすことがあります。
今回は、骨盤底筋と姿勢の関係、そして簡単にできるケア方法をご紹介します!

骨盤底筋が弱るとどうなるの?

骨盤底筋が弱くなると、次のようなトラブルが発生しやすくなります。

尿漏れ

くしゃみや笑ったときに尿が漏れてしまう。

便秘

腸の動きが悪くなり、便秘がちになる。

ぽっこりお腹

腹部の引き締めがうまくいかない。

これらのトラブルは特に女性に多いですが、実は男性や高齢者にも関係しています。

姿勢が骨盤底筋に与える影響

姿勢が悪いと骨盤底筋は十分に機能しません。

背中が丸まっている

骨盤が後ろに倒れ、筋肉が弱まりやすい。

腰が反りすぎている

筋肉が正しく動かなくなります。

良い姿勢を保つことが、骨盤底筋を活性化するための第一歩です。

骨盤底筋を鍛える簡単な方法

骨盤底筋を鍛えるためには、特別な道具や時間をかける必要はありません!
今日からできる簡単なケア方法を紹介します。

お尻をギュッと締める運動

トイレを我慢するイメージで、お尻の穴をギュッと締めます。

やり方

お尻を5秒間締めて、ゆっくり力を抜きます。これを10回繰り返します。

ポイント

どこでもできるので、通勤中やテレビを見ながらでも実践できます。

座り方を意識する

椅子に座るときに、背筋を伸ばして座るだけでも骨盤底筋が活性化します。
骨盤がまっすぐになると、筋肉が自然に鍛えられるんです。

トイレで前かがみの姿勢を取る

排便時に少し前かがみになると、骨盤底筋がリラックスしてスムーズに便を出すことができます。
足を少し高く上げる(小さな台を使うなど)と、さらに効果的です。

まとめ

骨盤底筋は普段意識しないかもしれませんが、体の健康を支える大事な筋肉です。
良い姿勢を保ち、日常的に簡単な運動を取り入れることで、骨盤底筋が元気になります!
日々のちょっとした工夫で、健康的な体を目指しましょう。

【参考文献】

槌野正裕.骨盤底筋と姿勢,股関節との関係:理学療法ジャーナル 第55巻 第6号, 2021年6月15日発行.

コメント

タイトルとURLをコピーしました