こんにちは!今日は、あまり知られていないけれど顎(あご)の動きにとても大切な筋肉「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」についてお話しします。
顎が痛い、口が開けづらい、カクカク音がする…。
こんな症状に心当たりはありませんか? もしかすると、その原因は「外側翼突筋」の働きが弱まっていることかもしれません!
外側翼突筋ってどこにあるの?
外側翼突筋は、顎の奥にある深い場所(インナーマッスル)にある筋肉で、顎関節(がくかんせつ)の動きを支えています。
この筋肉がしっかり働くことで、スムーズに食べ物をかんだり、話したりすることができます。
実は、この筋肉には2つの部分があります。

1. 上頭(じょうとう):顎のクッション(関節円板)の動きを調整し、関節を安定させる役割。
2. 下頭(かとう):下あごを動かす力を出す。
外側翼突筋が弱るとどうなるの?
外側翼突筋の機能が低下すると、顎だけでなく体の他の部分にも影響が出ることがあります。
• 口を開けたり閉じたりすると痛みが出る
• 顎がズレて「カクカク」音がする
• 頭の位置が前に出て、首や肩のこりがひどくなる
これらの症状に悩まされている人は、外側翼突筋がうまく働いていない可能性があります。
顎のトラブル「顎関節症」との関係
顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎の関節に問題が起きる病気で、以下のような症状があります。
✅ 口を開けると「カクカク」と音がする
✅ 口が大きく開かない、または動かしづらい
✅ 顎の痛み(食事中や会話のときに痛む)
✅ 頭痛、耳鳴り、めまい、肩こりなどの症状も出ることがある
外側翼突筋は、顎関節を安定させる重要な役割を持っているため、この筋肉の働きが低下すると顎関節症のリスクも高まります。
次回のブログでは、「外側翼突筋のチェック方法とトレーニング」についてご紹介します!
【参考文献】
古泉貴章,外側翼突筋の担う咀嚼力の調整と関節安定化機能:理学療法ジャーナル 第55巻 第6号, 2021年6月15日発行.
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