骨盤底筋を鍛えるなら股関節の筋肉も重要!その理由とは?

運動する女性 下半身インナーマッスル

骨盤底筋(こつばんていきん)は、骨盤の底に広がる大切な筋肉で、排泄のコントロールや内臓のサポートを担っています。
骨盤底筋を鍛えることが重要だという話はよく耳にするかもしれませんが、実は、骨盤底筋を効果的に鍛えるためには股関節外旋筋(がいせんきん)という意外な筋肉がカギになります!
今回は、骨盤底筋と股関節外旋筋の関係と、股関節外旋筋を鍛えるための簡単なエクササイズをご紹介します。

骨盤底筋と股関節外旋筋の関係とは?

骨盤底筋はお尻や股のあたりにある筋肉群ですが、単独で鍛えるのは意外と難しいことがあります。
そこで注目したいのが、股関節外旋筋。
股関節外旋筋は、股関節を外側に回す働きをする筋肉です。
この筋肉を動かすことで、骨盤底筋も連動して働き、鍛えることができることがわかっています。

例えば、骨盤底筋を直接意識して動かすのが難しい場合でも、股関節外旋筋を動かすと、骨盤底筋が自然に連動して動きます。
これを利用して、効率よく骨盤底筋を強化することが可能なのです。

股関節外旋筋を鍛える簡単エクササイズ

それでは、股関節外旋筋を意識した簡単なエクササイズを紹介します。

スタート姿勢

仰向けで寝て、膝を直角(90度)に曲げます。

動き

足を内側から外側にゆっくりと動かしましょう。
これで股関節外旋筋を鍛えることができます。

効果アップのコツ

動きに少し抵抗を加える(足に軽い負荷をかける)と、筋肉がさらに強く働きます!

姿勢も大事!骨盤底筋は生活習慣で変わる

骨盤底筋の働きは、姿勢にも大きく関係します。
普段の姿勢が悪いと、骨盤底筋が十分に機能しません。
例えば、背中が丸まっていると、骨盤が後ろに倒れて筋肉が弱まります。
逆に、腰が反りすぎていると、筋肉が正しく働かないことがあります。
良い姿勢を保つことが、骨盤底筋を元気に保つための第一歩です。

まとめ

骨盤底筋を鍛えるためには、股関節外旋筋をうまく活用することがポイントです。
簡単なエクササイズから始めて、日常的な姿勢を見直すことが大切です。
これなら、運動が苦手な方でも簡単に取り組めますよ!

骨盤底筋をしっかりケアして、健康的な体を目指しましょう!

【参考文献】

槌野正裕.骨盤底筋と姿勢,股関節との関係:理学療法ジャーナル 第55巻 第6号, 2021年6月15日発行.

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